4年生の障がい者理解の取り組みの一環として 車いすテニスプレーヤー、大前千代子さんにスポーツとのかかわりについて、講演していただきました。
大前さんは、オランダパラリンピックでは、アーチェリーで金メダル。車いすテニスでは、アトランタ、シドニー、アテネ、北京まで4大会連続パラリンピックに出場。
現在、泉南市のせんなんピアセンターで肢体障害カウンセラーとして勤務。
【講演から】
1歳半の頃、足が悪くなった。
車いすは、自分の4番目の足。 1つ目は、もちろん自分の足、2つ目は、金属の補装具、3番目が、松葉づえ、そして4番目が、この車いす。30歳を超えてから乗るようになった。
「私は、この車いすがあれば、新幹線も飛行機も一人で乗って、日本でも世界でも、どこへでも、自由に行くことができる」
「昔は、障がい者にとって、やさしくない時代だった。 ~は、できない。 ~はしないほうがいい」 そんなとき、いつも思った。
「やってみないと分からない!! 自分にも、いろんなことができるんじやないか、もしかしたら、健康な人より、根性があるかもしれない。足が悪くてもスポーツが、できるんじやないか!!」
いろんなスポーツに挑戦。 そして、パラリンピックに出場。
車いすテニスを始めたのは、出産した後。
「何か自分の生活で、がんばれることが一つほしい。 自分の子どもが、母親のことを自慢できることを一つ・・・。」との思いから。
【 みなさんに 】
「いろんなことにチャレンジしてもらいたい。
できるか、できないかは、やってみないとわからない。 失敗すれば、またやればいい」
『最後にただ一言』
できないと決めてしまって、やってみないのは、「もったいない」 と締めくくられました。
大前さんにテニスで挑戦。
元気と勇気をたくさんいただきました。 ありがとうございました。